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​印鑑の種類

TYPE OF SAEL

​改刻

はんこの彫り直しの事です。

既に彫刻されている部分だけを最小限に削って、メンテナンス後、また新たに彫刻を行います。

印面が全く違う物になる為、新たにそのはんこが生まれ変わることを意味します。

はんこは押し型が一番重要だと考えますので、生まれ変わるという表現にしています。

例として、「祖父が使っていた象牙ですので、このはんこに彫ってほしい」と、

お孫さんがご来店いただくことがございます。

お客様のそうしたおじいちゃんへのお気持ちも大切にして、快くお受けいたします。

 

材質も黒水牛、牛角、象牙、どのような材質でも問題ありません。

 よくお持込みになる材料として多いのが、象牙です。

これは皆さんも感覚として、象牙は高級品であると認識していただいているからだと思います。

少し説明すると、象牙は長い年月使い込んでいくごとに色艶が増して、

何とも言えない雰囲気になる、これを“経年美化”と呼びます。時間を味方にできるんですね。

象牙改刻の際は、この経年美化がすでに進んでいる場合が多いです。

これは新品の象牙では真似できない物です。

良い材料の物、大切にされていた物を、メンテナンスをして“使い継ぐ”“受け継ぐ”という考え方は、

はんこに限った事ではないと思います。(家具、家、車、料理道具など)

おじいちゃん、お父さんが使っていたはんこを使いたいけれど、

新品の材料び彫刻してもらう方がいいのか悩むな、とお考えの方は、

是非持ってきてみてください。ご相談に乗ります。

(印材チェックの際、割れ等が見つかった場合はお伝え致します)

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